介護のためにソフト食を取り入れよう|手軽に利用可能

食べることへの満足感

弁当

食材の味や形を楽しむため

介護食には、きざみ食とミキサー食、そしてソフト食とがあります。きざみ食とは、文字通り食材を細かく刻んで作られた介護食で、噛む回数が少なめになる点が特徴です。そしてミキサー食は、様々な食材をまとめてミキサーに入れて、トロトロとした状態にした介護食です。これは、ほとんど噛まずに食事をとることができる点がメリットです。そしてソフト食は、これらの中間に位置する介護食と言えます。じっくりと煮込むことで水分量を増やしてあるので、非常に軟らかく、きざみ食よりも少ない咀嚼で楽に飲み込むことができます。それでいてミキサー食と異なり、多少は咀嚼が必要なので、きちんと顎を動かしながら、食べるという行為を楽しむことができるのです。さらに複数の食材が混ざっていないので、それぞれの食材の独特の風味を楽しむこともできます。ミキサーが使われることもありますが、基本的には食材ごとに使われますし、ペースト状にした後は、そのままではなく豆腐のように成形されます。中には、魚の形やにんじんの形など、元の食材に近い状態になるよう形を整えたソフト食もあるのです。そのため一層、各食材の魅力を楽しめると言えます。このようにソフト食は、きざみ食よりも食べやすく、なおかつ食事における満足感を得やすい介護食なのです。しかも作り立てのソフト食や、温めるだけですぐに食べることができるソフト食も販売されているので、多くの介護現場で便利に利用されています。